ドラマ

「ひねくれ女のボッチ飯」瑛人の♪僕はバカ♪MVの飯豊まりえが可愛くひねくれたら、こうなりそう!1話・2話感想。

今日は「お昼を食べながらティーバーを見る」という新しい試みに挑戦してみた。1話24分で終わるちょうどいいドラマがあったからだ。孤独のグルメの可愛い女の子バージョン?と思える「食べ物」のお話なので、おいしくお昼を食べるにはこりゃいいな、と。結局は、面白くて2話まで見てしまったけどね…

飯豊まりえは、彼氏に振られてホヤホヤの「かわもと」という女の子を演じていた。

まあ、「ひねくれ女」と言うからには、ひねくれる事情があるわけで。彼氏からは既読スルーの果てに新カノとのおしゃれな食事風景をインスタに投稿され、「最後通牒」と言われた。仕事はおそらくグラフィックデザイナーをやりたいらしいのだが、何らかの訳あってコンビニバでアルバイト中のようだ。気分は絶好調にクサっている。

そんな時、ふと目にしたインスタのホワイトホースさんの投稿に大いに共感した「かわしま」は、投稿された写真の食堂を探し当てて、写真と同じ「飯」を食べに行く。

1話では、中華食堂のカツカレーだった。女の子が一人で入るには抵抗があるオヤジ的な感じ店ではあったが、なんとなんと、主題歌の「俺はバカ」を担当した瑛人が、店内でラーメンを食べているではないか。セリフは特になかったが、とても嬉しくなってしまった。

なぜなら、飯豊まりえと言えば、隣に引っ越して来て欲しい女の子ナンバー1である。瑛人の「俺はバカ」のMVを初めて見た時はしみじみと、いいなぁと思ったものだ。MVはほとんどが瑛人の妄想でドラマみたいな恋が展開するけれど、実際には飯豊まりえには素敵すぎる彼氏がいるという設定であった。

しかし、勝手ながら隣に引っ越してきた可愛い女の子には、ちょっと不幸でいて欲しい。入り込む隙もないほど幸せそうだと、世の殿方に希望を与えられないからね…その観点から思うに、「ひねくれ女」の設定は最高である。

インスタに投稿しているホワイトホースさんが、実はさえないサラリーマン(柄本時生)であることを「かわもと」さんは、まだ知らない。知っているのは我々視聴者だけである。「かわもと」さんは、ホワイトホースさんも自分と同じく7か月付き合った恋人に振られたと思っているけれど、ホワイトホースさんが振られたのは、本当は「営業先」である。事実をそのまんまインスタに投稿するのも芸がないと思ったホワイトホースさんが仕事の話を恋愛に置き換えただけなのだ。

しかしインスタネームがホワイトホース=白馬の王子であることから、「かわもと」さんは、自分と気が合う素敵な人を想像している。このドラマの凝っているところは、なんと人気声優の下野紘が声の出演をしており、ホワイトホースが投稿した、やや長いポエムのような文章を彼が読んでいるのだ。この辺りが「かわもと」さんの妄想ぶりを強めていて楽しい。

「孤独のグルメ」が好きな自分にとって、飯豊まりえに松重豊ほどの食べっぷりは期待していなかったのだが、2話の大衆食堂の「しょうが焼き定食」の食べっぷりはなかなか良かった。

「孤独のグルメ」は、仕事先でいろんな店に入るというシチュエーションはあるが、そこはあまり詳しく掘らずに、わりと直ぐに「腹が減った。店を探そう!」となるところが自分は好きだ。「ひねくれ女」も、もしホワイトホースさんとの関係性うんぬんは特に進展しなかったとしても、飯豊まりえの食べっぷりならイケるのではないか?と自分的には思っている。

自分はもう見逃し配信でしかドラマは観れそうもないし、「ひねくれ女」のように20~30分で見られるドラマだとお昼休みを活用できて有り難い。コロナで家でお昼を食べる日がまだまだ多いからね。来週の金曜日もお昼休みにティーバー見ようっと。

◎「ひねくれ女のボッチ飯」テレビ東京木曜深夜(金曜日1時~1時半)

RELATED POST